2025/5/3(土)に清瀬けやきホールで行われた第三回マンドリンアンサンブルフェス「新緑の薫風コンサート」に行ってきました。
様々な団体から参加されており、それぞれ少人数でのアンサンブル演奏と最後に参加された全員でに合同演奏が行われました。
マンドリンオリジナル曲が多くアンサンブルで演奏されていました。どの組も聞きごたえがあり、一人一人の音がしっかり聞こえてきてマンドリンの音に癒されました。ホールの響きとマンドリンの音がマッチしていました。
第1部
〇団体名:ピアチューレ Md:2 Dola:1 Gt:1
- AUBADE(オーバード 朝の調べ)
- Music for a Found Harmonium
- You Raise Me Up
- サムライ
1番手はピアチューレさんでした。
少し遅れてしまい、2番目の曲から演奏を聴きました。
このMusic for a Found Harmonium好きです。
この曲は「Penguin Cafe Orchestra」というイギリスの作曲家Simon Jeffesniによって結成された楽団らしいです。民族楽器や現代音楽などをベースとし、主にアコースティック楽器を中心に用いられた音楽で、1980年代に「環境音楽」として人気を集めたそうです。
こういった自分の知らない音楽と出会えるのも演奏会の魅力ですね。
〇団体名:プロベル立川 1stMn 3 2ndMn 3 Dola 1 Cello 1 Gt 2 Cb 1
- Regatta In Summer
- Suite Spagnola Ⅰ.Canta Galo,Vien o Die Ⅱ.Habanera Ⅲ.Pelota
2曲目のスペイン組曲は学生の頃に演奏した曲だったので懐かしい気持ちになりました。指揮者のいないアンサンブルでの演奏でしたが、テンポの変化がしっかりとされた演奏で楽しい演奏でした。
第2部
〇滝山マンドリンアンサンブル 1stMn 1 2ndMn 1 Dola 1 Cello 1 Gt 1
- Walz~「3つの映画音楽」より
- シシリエンヌ
- プリーズ・ミスター・ポストマン
- 真夏の夜のワルツ
4曲目の「真夏の夜のワルツ」は団員の方がシェイクスピアの真夏の夜の夢から作曲した曲とのことです。こういった団員による作曲された曲が演奏されるのもいいですね。
〇イル・バッカナーレ 1stMn 1 2ndMn 1 Dola 1 Cello 1 Gt 1
- バロック風こどもの歌 Ⅰ.むすんでひらいて Ⅱ.かえるの歌 Ⅲ.ぶんぶんぶん
- カッチーニのアベマリア
- Sotto I Lauri(桂樹の下に)
バロック風こどもの歌は内堀均さんが作曲された曲で、幼いころに聞いたことがある曲がバロック風に書かれた曲になります。きらびやかな曲で西洋のお城が思い浮かばれるような曲調のこどもの歌はかわいらしさと荘厳さがあり不思議な感じがしました。
第3部
〇ルーチェ 1stMn 1 2ndMn 1 Dola 1 Cello 1 Gt 1 (Mn 1)
- 愛は陽炎のように
- 雨の迷宮
- 杜の鼓動~魂の還る場所~マンドリン・マンドラ二重奏
- パラディ―ゾ
「雨の迷宮」は青山涼さん作曲の曲で曲名通りの雨のような雰囲気がある作品でマンドリンとギターの二重奏もあるのですが、今回は合奏版の演奏でした。トレモロの音色が素敵でした。
最近色々な場所できく「魂の還る場所」ですが、今回はマンドリンとマンドラの2重奏。ステージの真ん中にいる奏者の2人にスポットライトに当てられ、演奏している姿が曲とマッチして感動的でした。
合同演奏
- 朝の風景(初演)
- Angel Chorus
- アンコール サライ
朝の風景はこちらも内堀均さんが作曲されて曲で今回初演された曲になります。朝方の少し夜露に濡れた草花のにおいや少し辺りがぽやっとした空気感を感じる曲でした。太陽が顔を出し空が白み始めた朝の5時半ぐらいを僕は感じました。マンドリンによる鳥のさえずりをまねた音がかわいらしく、心地のいい曲でした。
終わりに
色々な団体のアンサンブル演奏会でカジュアルな雰囲気で楽しめました。服装もカラフルで華やかさがあり面白かったです。今後も続いていくようで来年は5月に行うそうです。新しい曲や知らなかった曲に出会えて非常に満足感のある演奏会でした。来年も楽しみです。
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