
2025年4月26日(土)に江戸川ギター・マンドリンクラブさんの演奏会に行きました。
場所は船堀駅から徒歩1分の「タワーホール船堀(大ホール)」で開催されました。
とにかく人が多かった!大ホールは座席数750席あるのですが、ほぼ満席状態でした。演奏中も空いてる席がないか、お客さんが前方の席まで探しにくるくらい。こんなにマンドリンの演奏会に人が集まっているのを初めてみました。開演前に周囲からざわざわとした声が聞こえてくるのはあまりない状況でした。
楽器の並び順は、下手側からマンドリン1st,2nd,ギター,マンドロンチェロ,チェロの奥にベース,マンドラという並び順でギターが真ん中でマンドラが上手側にいるのが私には新鮮でした。マンドラの音がいつもよりよく聞こえてきたのが印象的でした。
衣装は男性が白ジャケットで女性が黄色っぽい服装で全体的に華やかな感じがしました。
アナウンサーは江戸川区でラジオのパーソナリティを務めている方が舞台に出て、曲の説明や会場の案内をされました。
パンフレットには演奏会開始前に演奏された「江戸川区歌」1部の「愛燦燦」アンコールの「丘を越えて」の歌詞集が入っていて、その演奏の時は全員で歌うことができるという催しがありました。
曲の多くはお客さんにいただいたリクエストをもとに選曲されているそうで、たくさんの曲が演奏されました。江戸川区に寄り添って歩んできた歴史があり、たくさんの人に愛されている団体だと思いました。
第1部 今、よみがえる昭和歌謡
第1部は「今、よみがえる昭和歌謡」で次のような曲が演奏されました。
・少年時代
・恋人よ
・秋桜
・岬めぐり
・愛燦燦
・あずさ2号
・昴
やっぱりマンドリンと昭和歌謡の組み合わせはいいですね!
自分は「秋桜」のマンドリンのトレモロが心洗われるような心地で気持ちがよかったです。
愛燦燦では指揮者の進藤知哉氏が音頭を取って、会場の全員で愛燦燦を歌いました。マンドリンの音に合わせて歌を歌う機会はあまりないことなので面白く、しかもたくさんの人で歌うから迫力がありました。
第2部 マンドリンオリジナル
第2部は「マンドリンオリジナル」で次のように演奏されました。
・杜の鼓動ー魂の還る場所ー
・雪~ロマンツァとボレロ~
どちらも演奏したことがありますが、やっぱりいい曲ですね。
杜の鼓動は自分のイメージではゆったりな感じなのですが、今回の演奏では少しスピード感があるような演奏で景色が流れていくような美しさがあり新たな発見がありました。
雪は逆に最初の入りは早く激しいイメージがあったのですが、重々しくゆっくりなテンポから始まりそこからテンポが激しく変化していくのが印象的でした。非常に面白い演奏でした。
第3部 感動の映画音楽特集
第3部は「感動の映画音楽特集」で次のような演奏がされました。
・スターウォーズ メインタイトルのテーマ
・メロディ・フェア
・世界の約束~人生のメリーゴーランド~
・マイ ハート ウィル ゴー オン
・踊り明かそう
・マイウェイ
スターウォーズはまだ会場がざわざわとしている中、アナウンスがなく急に始まりました。こういう演出大好き
スターウォーズのテーマは「始まり!」っていう感じが伝わってくるすごい曲ですね。演奏が始まってあのメロディーが流れる頃には会場が静かになっていました。
映画音楽もどこか聞いたことのあるメロディが心地よくマンドリンのマッチしていました。タイタニックの曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が個人的に好きでした。マンドリンとドラのメロディが特によかった。
終わりに
満席の会場というのは観客側からしてもわくわくする、そんな経験をしました。舞台から見たらどんな景色なのかそちらもいつか経験してみたいですね。
演目もタイトルがついてまとまっているのもわかりやすくてよかったと思います。どういった演奏会なのか一目でわかるもので見に行きたいと思いました。
お客様のリクエスト曲を演奏するということで、その曲をリストアップして編曲して練習してと非常に忙しい中でこんなに多くの曲を演奏されるのはすごいと思いました。マンドリンアレンジを聴くのは大好きなので今後も楽しみな演奏会でした。
お客さんと一緒に歌うことで互いに演奏を盛り上げるような、そんな体験ができるのも面白いと思いました。
来年の演奏会は2026年の5~6月ごろ予定ということで、また来年も楽しみにしています。リクエストした曲が選ばれたらいいな~。
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